RapidSSLからJPRSに乗り換えました

COSUMIで使用していたSSL/TLS証明書の期限が近づいて来ていたので、このタイミングでRapidSSLからJPRSに乗り換えました。

囲碁ブラウザゲーム COSUMI
https://www.cosumi.net/

併せて、TLS 1.0とTLS 1.1を切って、さらにcipher suiteも大幅に制限しました。

# Apache
SSLProtocol    all -SSLv2 -SSLv3 -TLSv1 -TLSv1.1
SSLCipherSuite ECDHE-ECDSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-ECDSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-ECDSA-CHACHA20-POLY1305:ECDHE-RSA-CHACHA20-POLY1305:DHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:DHE-RSA-AES256-GCM-SHA384

この設定はこちらのIntermediateを参考にしたものです。

Mozilla SSL Configuration Generator
https://ssl-config.mozilla.org/

3年前も同じくIntermediateを参考にしたはずですが、状況がかなり変わったんでしょうね、その時と比較すると大幅に厳格になっているように思います。COSUMIはそんなサイトではありませんので、そこまでカリカリに設定する必要もないのですが、もし仮にこれでアクセスできない環境があっても、そんな環境はそもそも対局ゲームなどはまず動きませんので、これで良いと考えています。

JPRSの証明書はさくらで990円/年と十分に安くて良かったです。逆に、最近は有効期間が1年での証明書しか駄目になったようで、毎年この作業をしなければならないのは、結構面倒ですね。

ナニゴケをアップデートしました (Ver. 1.5.1)

ナニゴケのNNを新しくしました。

ナニゴケ – 苔の種類を判別するWEBアプリ
https://www.nanigoke.net/

今回は、判別可能な種の追加はありません。20700枚だったTrainのデータ数は、21300枚に、ネットワークの構造は、少し気になっていたところがいくつかあったのでそれを修正しました。いつも通り、TensorFlow.jsのバージョンも上げてます。

最初のリリース時から、「学習データの拡充」と「学習方法の改良」の両方を行ってきたわけですが、その内、より多くの労力が掛かったのは、断然、前者の方ですが、実際に精度を上げたのはどちらかといえば後者だったのではと考えています(今思うと、最初の方のバージョンはちょっと雑過ぎたかも(笑))。ところが、気づけば今や、手元のデータに対してのロスはいくらも無くなってしまい、もはや、コードを書いて何とかできる余地はほとんどありません。ここから先は、基本的に「学習データの拡充」のみで精度を上げていかないといけないのかと思うと、だいぶ頭が痛いです… まあ、もう少し涼しくなったらたぶん本気出します。それまではアニメとビールの毎日かな… 次回のアップデートは、かなり先になる予定にしています。