COSUMIのプレイ実況動画

COSUMIを始めた頃だったでしょうか、「アメリカでは若者世代のYouTube視聴時間がテレビ視聴時間を抜いた」というニュースを見て、本当にひっくり返りそうなぐらいびっくりしたのを、今でもよく覚えているのですが、気がつけば、私の家にはテレビは無く、暇があったらYouTubeをずっと観ている毎日になってしまいました。そんなみんな大好きYouTubeに、COSUMIとの対局のプレイ実況動画を上げてくださる方が少しずつ増えてきて、すごくうれしく思っています。

囲碁ブラウザゲーム COSUMI
https://www.cosumi.net/

今回はその中からいくつか紹介していきたいと思います。

まず最初はVTuber。オドロキノシロサ(笑)。 それにしてもこの子、将棋する人だからでしょうか? 入門者にしては異常にセンスが良いですね…

もう一人VTuber。最後は熱いですねえ。ほんとCOSUMIはクソザコやろーです(笑)。

強い方も打ってくださいました。当然COSUMIは勝てないのですが、この2局はレベルの割に上手できれいに打てていると思うので、正直うれしいです。

政光さんも、純碁の紹介にCOSUMIを使ってくださいました。

上の5つの動画はすべて、今現在、視聴回数がものすごく少なくてなんだか悲しいので、試しに、COSUMIの対局ページにパソコンからアクセスした時、ランダムに選択して右下の空いているスペースに埋め込むことにしました。ささやかですが、COSUMIからの恩返しです。でも、意外と視聴回数伸びるかもしれませんよ。ちなみに、今現時点では上から順に、36回、44回、377回、403回、233回です。

私は、自分の目の前で誰かがCOSUMIと対局しているのを見たことが、今の今までただの一度も無く(もっと言うと、リアルな間柄で私のことを中の人だと知っている人も一人もいない…)、昔、こういうプレイ実況動画を初めて見た時に、「ああ、本当に対局しているユーザがいるんだ」と変に感動した覚えがあります。あと、COSUMIの話をしている人もリアルでは見たことがなく、「COSUMIって声に出して読むとそういうイントネーションなんだ」とかは、今でもよく思ったりします(笑)。

COVID-19とCOSUMI

ここ最近、COSUMIへのアクセスがかなり多い状態が続いています。

囲碁ブラウザゲーム COSUMI
https://www.cosumi.net/

説得力のあるデータは出せませんし、私も決して断言する訳ではありませんが、これは新型コロナウイルス感染症の流行のみでほぼ説明できると、自分の中では確信しています。

今年に入ってからのCOSUMIが一日に負けた数の推移です。寒さの厳しい時期の話でもありますので、比較対象として前々年と前年もグラフに加えました。

以前からここでも何度か書いていますが、COSUMIは雨や雪が降ると、アクセスが増える傾向があります(これは、他のオンラインゲームなどでも同じようです)。COSUMIへのアクセスの約1/4は海外からで、さらにその内訳に韓国や中国など東アジアが占める割合が多いというのが計算を難しくしますが、とりあえず直近見られる28,000+という数字は、仮に日本全国で大雨が降ったとしても、特別な他の要因が無ければなかなかいくことのない、非常に大きな値です。新型肺炎による健康被害が最終的にどれぐらいのものになるのかは、現時点では私にはよくわかりませんが、もしも実際に、それほどまでに人の外出が抑えられているのならば、経済的な影響についてはすでに甚大なものなのではないでしょうか?

中国でオンラインゲームや動画アプリの利用急増、新型肺炎で – ロイター
https://jp.reuters.com/article/china-health-online-idJPKBN1ZY109

しかし、こんな時ですので、外出を控えること自体はとても良いことだと思います。実はCOSUMIでは、この春、3台あるサーバを2台に減らす予定だったのですが、これについてはとりあえず当面の間、延期します。サーバの負荷が高い時間帯が続いて申し訳ありませんが、あと一か月ほどでwhite shadeをかなり強くできそうなので、そのあたりでそちらへの誘導を強めます。しばらくお待ちください。

[追記 2020/4/1]
3月末までのデータを追加したグラフです。細い線は、7日移動平均です。

なんだかえぐみが増してきましたね… 3月中旬からの自粛ムードの中だるみも、うっすら観測できているような気もします。white shadeは、ちょっといろいろ手間取っています。申し訳ありませんが、もう少しだけお待ちください。

ナニゴケをアップデートしました (Ver. 1.3.0)

ナニゴケのNNを新しくしました。

ナニゴケ – 苔の種類を判別します
https://www.nanigoke.net/

今回は、結構大きめのアップデートになっています。まず、判別可能な種に、「エダウロコゴケモドキ」、「クビレケビラゴケ」、「ケゼニゴケ」、「スギバゴケ」、「ヒメジャゴケ」、「リボンゴケ」が追加されました。また、12600枚だったTrainのデータ数は、16400枚になっています。さらに、ネットワークの構造もいくらか改良しました。その中で、特に性能の改善が著しかったのが、通常のSENetとは別に独立して、Average Poolingで1×1ではなく2×2にするSE-blockを用意して、それも併せて両方いっしょにメインの出力と掛け合わせるというやつで、これがかなり汎化性能を上げました。で、そのあたりを頼りに、パラメータ数が増える形でネットワークを大きくもしました。さらにPredictを全体で1回だけではなく、中央を中心とした少し狭い範囲での2回目も行い、2つの結果を平均したものを、判別結果として表示するようにもしました。そして、TensorFlow.jsのバージョンも上げました。

ということで、もろもろかなり良い改善になっていると思います。判別可能な種の数は、なかなか増やしていくことができなくてちょっと辛いのですが、データ数には少し余裕が出てきました。5月6月の苔シーズンまでには、何とかある程度納得いく形にしたいと、自分で言うのもなんですが、今、結構頑張っています。

私の住む所の周りでは、コバノチョウチンゴケがすでにかなり目立つようになりました。春はすぐそこですね。